秋の大子まんきつガイド2019


紅に彩る、奥久慈大子。
11月頃になると、大子の山々は1年のうち1番綺麗な姿を見せます。真っ赤に染まる袋田の滝をはじめ、町全体が紅に染まります。通称もみじ寺と呼ばれる「永源寺」では、境内を埋め尽くすほどのもみじが、訪れる方の目を楽しませてくれます。他にも、大子町の各地に、紅葉の中のハイキングや写真撮影を楽しまれるお客様が例年多くお越しになります。
今年の秋は、魅力たっぷりの大子町へぜひお越しください。
秋も壮観。袋田の滝
国名勝
別名「四度(よど)の滝」ともいわれる袋田の滝。その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。そんな袋田の滝の秋は、周囲の木々のあでやかな紅葉が滝を包み込み、燃えるような紅と清々しい滝の流れが絶妙なハーモニーを奏でます。

自然豊かな奥久慈・大子には、袋田の滝の他にも絶景スポットがいっぱい。
通称もみじ寺と呼ばれる永源寺では、境内を埋め尽くすほどのもみじが訪れる方の目を楽しませてくれます。
また、男体山周辺の古分屋敷、大円地、長福山や八溝山には、紅葉の中のハイキングや写真撮影を楽しまれるお客様が例年多く訪れます。

大子町には、山々のなだらかな傾斜を利用した、りんご畑がたくさんあります。
秋の収穫の頃には、手でもぎる楽しみを味わえる観光りんご狩りが大盛況です。
入園料:大人400円(中学生以上)、子供300円(3歳以上小学生まで)
9月中旬〜11月下旬まで楽しめます!奥久慈のりんご狩り
奥久慈りんごは、樹の上でりんごを完熟させてから収穫します。これは、流通にはのらない貴重な「樹上完熟りんご」。観光型栽培ゆえの特長といえるでしょう。この樹上完熟を、一戸一戸の栽培農家が徹底して管理しているので、 完熟のりんごの美味しさを誰もが体験できるのです。
大子町には、山々のなだらかな傾斜を利用した、りんご畑がたくさんあります。秋の収穫の頃には、手でもぎる楽しみを味わえる観光りんご狩りが大盛況。大自然の中で、もぎたての新鮮なりんごをたっぷり味わってください。
だいごアップル図鑑
大子町のりんご園内に実る主なりんごをご紹介いたします。品種、味、大きさなど、それぞれのりんごの特徴をつかんで、楽しいりんご狩りをしましょう。

つがる
早生の代表的品種。甘く、果汁が多く広く好まれているリンゴ。
- 時期:9月上旬~下旬
- 大きさ:300~350g

紅玉
甘みはほどよく、ジャムやパイなど料理に最適。
- 時期:10月上旬~下旬
- 大きさ:250~300g

秋映
果肉は硬く、果汁がたっぷりで、ほど良い甘酸っぱさ。
- 時期:9月下旬~10月中旬
- 大きさ:300~350g

シナノスィート
ほどよい硬さで果汁は多め。上品な甘さが特徴。
- 時期:11月上旬~中旬
- 大きさ:350g前後

ぐんま名月
果肉は蜜が入っており、しっかりしている。香りがよい。
- 時期:10月中旬~下旬
- 大きさ:300g前後

シナノゴールド
果肉の質が非常に良く、最近各地で注目されている黄色い有望品種。
- 時期:10月中旬~下旬
- 大きさ:300g前後

陽光
果汁が多く甘い。果肉がほどよくしまっており食べやすい。
- 時期:10月中旬~11月上旬
- 大きさ:300g~350g

こうとく
小玉だが、たっぷり蜜が入っている。生産量が少なく希少。
- 時期:10月下旬~11月中旬
- 大きさ:200g前後

ふじ
奥久慈大子の代表的なリンゴ。甘味が強く果汁も多い。
- 時期:11月上旬~下旬
- 大きさ:350g前後
奥久慈のりんごから生まれた特産品
りんごジュースやアップルパイなど、大子町には、奥久慈のりんごから生まれた特産品が数多くあります。お土産にもぴったりです。

アップルパイ

りんごジュース

男体山コース
豊富なコース、変化に富んだ奥久慈の奇峰
奇岩、怪石のつくりだす男体山は、標高654mの奇峰です。豊富な登山コースがあり、山頂からの鳥瞰図な眺望は素晴らしく、奥久慈の山々や久慈川の流れはもとより、快晴の日には遠く太平洋や富士山までも望むことができます。
ポッカポカの足湯でリフレッシュ!!


男体山のふもとの方にある「湯恵足ゆ(ゆめあしゆ)」では、10月・11月の土日祝日に限り、無料で足湯が楽しめます。
営業時間 10:00〜16:00、10月・11月の土日祝日のみの営業です。
袋田の滝・月居山コース
魅力再発見、知られざる名所を散策
日本三名瀑のひとつ、袋田の滝を中心に月居山を散策するコースで、四季を通して気軽に楽しむことができるのが特徴です。木々の垣根からは知られざる名瀑生瀬滝、頂上近くには月居観音堂があり、静けさの中で奥久慈の山々を眺められます。
八溝山コース
雄大な眺望が魅力の自然の宝庫
落葉広葉樹の原生林と自然度100%の湧水群、珍しい植物や小動物達が八溝山の素晴らしさを教えてくれるコースです。山頂には城をかたどった展望台と閑静な佇まいの八溝嶺神社、八合目には坂東33観音霊場第21番札所の日輪寺があります。

奥久慈「大子」には、季節の移ろいを知らせる花々を楽しめるスポットがたくさん!!周辺の色とりどりの花々を見つけて自然の営みを感じてください。




大子温泉 やみぞホテル
泉質:ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
入浴料金:大人600円、小人400円
(16:00以降 大人400円、小人300円)
9月〜1月 大人800円、小人500円
(16:00以降 大人500円、小人400円)
電話番号:0295-72-1511

大子温泉保養センター 森林の温泉
泉質:ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉
営業時間:10:00~20:00(最終受付19:30)
定休日:第1・3水曜、12月31日
入浴料金:平日 大人710円、子供350円
土日祝 大人1,010円、子供500円
(17:00以降 大人500円、子供250円)
電話番号:0295-72-3200

道の駅 奥久慈だいご
泉質:ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉
営業時間:11:00〜20:00(最終受付19:30)
定休日:12月31日、1月1日
入浴料金:大人500円、子供300円
(タオル別途/200円)
電話番号:0295-72-6111

袋田温泉 思い出浪漫館
泉質:アルカリ性単純温泉(無色・透明・無臭)
営業時間:11:00~14:30
※風呂により利用時間が変わります。
定休日:不定休
入浴料金:大人1,000円、小人500円
(タオル別途/200円)
電話番号:0295-72-3111

滝味の宿 豊年万作
泉質:アルカリ性単純温泉(無色・透明・無臭)
営業時間:10:00〜16:00
定休日:なし
入浴料金:大人1,000円、小学生700円、2歳~幼稚園500円
電話番号:0295-72-3011

滝見の湯 白木荘
泉質:アルカリ性単純温泉(無色・透明・無臭)
営業時間:8:00〜19:00(最終受付18:30)
定休日:第3火曜日
入浴料金:1回券 450円(小学生以上)、1日券 800円
電話番号:0295-76-0373


奥久慈しゃも鍋
奥久慈しゃもには「育ちのよさは味に出る」という言葉がしっくりきます。奥久慈大子町の大自然の中、穀物や青菜などを与えられ、充分な運動をしつつ、悠々と育つのです。 ブロイラーは飼育期間約50日前後で3キログラムまで成長。一方、奥久慈しゃもは、オスの場合、120日で2.6キログラム、メスにいたっては150日で2.1キログラム程度なのです。 地鶏と呼ばれるものは、全国に百種類以上いますが、ブロイラーとのかけ合わせがほとんど。しかも飼育期間も大抵80日以内で100日を超えるものは奥久慈しゃもや比内鶏など数えるほどしかいません。 もともと、しゃもは、気性が荒く、群れで飼うのは難しい種ですが、肉、卵ともに味が優れていることから、茨城県養鶏試験場が改良。奥久慈しゃもが誕生しました。肉質は低脂肪で歯ごたえ抜群。ブロイラーの水っぽい弾力のない肉と違い、締りがあり、深い味わいが特徴です。
味わいかたさまざま!
そば、親子丼、カレーなどなど、大子町では奥久慈しゃもを使ったさまざまな料理がお楽しみいただけます。あなたのお好みのメニューを見つけてください!

奥久慈しゃもそば

奥久慈しゃも親子丼

奥久慈しゃもカレー

奥久慈大子りんご祭り
9月29日
大子町の誇る特産品「奥久慈りんご」にちなんだお祭り。りんごの早食い大会や皮むき大会など、りんごのふるさと・大子ならではの催しが盛りだくさんです。様々な品種の食べ比べができる試食や、りんごジュースの試飲など、旬のりんごのおいしさを味わうチャンスも! 重さ当てクイズやじゃんけん大会など、楽しいイベントも開催されます。
奥久慈大子まつり
10月13日
「奥久慈大子の味力(魅力)の発信」をテーマに、食、音楽、クラフトなど多彩なジャンルの催しを一堂に集めたイベントです。地元グルメの販売や、ステージイベントなどが行われます。