法龍寺(如信上人終焉の地)

ほうりゅうじ(にょしんじょうにんしゅうえんのち)

樹齢数百年の巨木が佇む、如信上人最期の地

親鸞上人を祖父にもつ如信上人が、関東および奥州への布教に下った際、陸奥の国の上金沢(大子町)に招かれ、正安2(1300)年1月4日、66歳のときにこの地で遷化しました。(真宗大谷派東京教務所作成資料による)
その後、徳川光圀公が領内を巡視した際に如信の墓を訪ね、お堂を建立して法龍寺と名付けたといわれています。

境内には如信上人の墓、弟子乗善房の墓が現存し、如信上人お手植えの榧(カヤ)の大木と本願寺第三世の覚如上人お手植えのイチョウの大木がそびえ、どちらも県内最大の大きさを誇るとともに、大子町天然記念物に指定されています。
また、本堂には水戸光圀公由来の如信上人座像(大子町指定有形文化財)、聖徳太子立像(大子町指定有形文化財)が安置されています。

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